船橋市
船橋市が舞台の小説「きらきら眼鏡」 書籍150冊を市にを寄贈
船橋市を舞台にした小説「きらきら眼鏡」150冊が市に寄贈されました。本を寄贈したのはかつての宿場町船橋の再生を目指して様々な活動を行っているNPO法人「船橋宿場町再生協議会」です。協議会は船橋市出身の人気作家、森沢明夫さんの恋愛小説「きらきら眼鏡」の映画化に尽力しました。
映画の撮影に協力した船橋市民への恩返しとして“眼鏡の日”の1日、船橋市役所を訪れ、松戸徹市長にきらきら眼鏡の小説本150冊を寄贈しました。協議会の大木武士理事長は「1人でも多くの方にご覧いただきたい。作品が皆の共有財産になれば」と話しました。これに対し松戸市長は「多くの市民が参加して手作りで出来た映画が全国展開されて嬉しい。船橋の宝になる」と述べ、撮影当時の思い出話に花を咲かせていました。
きらきら眼鏡は主人公の青年が西船橋の古書店で本を買うことをきっかけに物語が始まり、作中では実在の場所が数多く登場します。市は寄贈された本を市内の図書館や公立中学校などに配布するということです。