船橋市 移住し“兼業農家”生活 地銀、農業参入で

船橋市

行員田植えに初挑戦 移住し“兼業農家”生活 地銀、農業参入で

千葉銀行など16社が共同出資して設立した農業法人「フレッシュファームちば」が農家から借りた千葉県市原市皆吉地区の田んぼで19日、田植えが始まった。農業参入は県内地銀で初めて。農業未経験の同行行員が地元の農家の指導を受けながら、米づくりに奮闘している。

銀行員を続けながら同法人の社員として農業に従事することになったのは、同行法人営業部でアグリビジネスに携わる竹内邦治さん(45)。就農のため今月初めに船橋市から市原市内に移住。農作業がない日は千葉市中央区の同行本店に出勤する“兼業農家”の生活をスタートした。この日も「苗をまっすぐに植えるのが難しい」と、初めて経験した田植え機の操縦に四苦八苦していた。

同法人が周辺の農家らから借りている約2万1千平方メートルで農家の指導を受けながら3日間かけて田植えをする予定。田んぼを所有し、稲作を指導する勝間重之さん(78)は「高齢になって後継者もいないためいつまでこの土地で農業を続けられるか不安だった。将来的にはこの地区の農業を担ってほしい」と同行の農業参入を歓迎していた。

高齢化などに伴い県内でも農業の担い手が減り耕作放棄地が増える中、持続可能な農業経営のモデルを模索し、地域農業が抱える課題解決に取り組むのが法人設立の狙い。竹内さんは「今は1から10まですべてを教わっている。この土地に住み、農業をしながら地域の中に積極的に溶け込んでいきたい」と力を込めた。

 

本日、船橋市海神自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて

船橋市金杉船橋市立医療センターに通院治療をされ戻りました。